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イセキのコンバイン中古相場|条数別の価格を30件で調査


イセキのコンバイン中古相場|条数別の価格を30件で調査
📑 目次

※本記事はプロモーションを含みます。

イセキのコンバインの中古は、掲載サイト1つで数えた30件が169,400円〜1,380万円(税込)、中央値985,000円でした。

3条刈りが10件、2条刈りと4条刈りが9件ずつで、中央値は2条990,000円・3条551,870円・4条1,719,300円です(2026年10月12日取得)。

「この掲載価格は高いのか安いのか」「買い替えるなら、今のコンバインはどこに出せばいいか」。

そんな方に向けて、自分で数えた掲載データと、井関農機の公式の資料を並べます。

先に答え。イセキのコンバインの中古(2026年10月12日取得)

UMMの掲載30件(税込)
価格の幅169,400円〜13,800,000円
中央値985,000円
いちばん多い条数3条刈り10件。中央値551,870円
いちばん多い価格帯100万円〜200万円未満が10件
除いた掲載1件(状態の表示が「商談中」)。価格が応談の掲載と、中身がイセキのコンバインでない掲載は0件

出品者が付けた掲載価格です。成約した価格ではありません。

手元の機械を売る側の方へ。上の金額は出品者が付けた売値で、買い取りの金額とは別物です。自分の機械の金額を知りたいときは、複数社に見積もりを聞く入口へ進んでください。

私は飼料と畜産資材の代理店営業を13年やりました。

コンバインを買った経験はありません。

だから体験談は書かず、数えたデータと公式の資料を整理する立場で書きます。

イセキのコンバイン中古相場(早見表)

条数別の件数・最安・最高・中央値です。

条数件数最安最高中央値
2条刈り9件169,400円1,380,000円990,000円
3条刈り10件169,400円1,450,000円551,870円
4条刈り9件439,780円4,800,000円1,719,300円
5条以上(5条1件・6条1件)2件1,980,000円13,800,000円2件のため出さない
条数の記載なし0件———
全体30件169,400円13,800,000円985,000円

価格帯で分けると、次のとおりです。

価格帯(税込)件数
50万円未満7件
50万円〜100万円未満9件
100万円〜200万円未満10件
200万円〜300万円未満2件
300万円〜500万円未満1件
500万円以上1件

30件のうち16件は100万円未満、26件は200万円未満でした。

どう数えたか

使ったのは中古農機市場UMM(ummkt.com)です。

2026年10月12日の朝に、分類「コンバイン」の一覧(143件)を最後のページまで取得しました。

メーカー欄が「イセキ」で状態が「中古」の掲載は31件です。

このうち1件(id itm0082142・型式HVS218G・438,900円)は状態の表示が「商談中」だったので除き、30件を数えました。

価格が「応談」の掲載はありません。

説明文を読んで、田植機や別メーカーの機械が混ざっていないかも確かめました。

除く掲載はありません。

1件(id itm0080827・HN217)は説明文に三菱の型式名が出てきますが、題も説明文の書き出しもイセキのコンバインHN217なので数えています。

条数は、掲載に書いてあるものをそのまま数えています。

条数の欄に記載があったのが22件、説明文に「◯条刈」とあったのが8件で、記載のない掲載はありませんでした。

型式からの推測はしていません。

これは出品者が付けた掲載価格で、成約した価格ではありません。

1つのサイトの1日分で、件数も30件と多くありません。

別の日や別のサイトでは数字が変わります。

条数別の相場

2条刈りは17万〜138万円(9件)

中央値は990,000円です。

50万円未満が3件、50万円〜100万円未満が2件、100万円〜200万円未満が4件でした。

9件は2つのかたまりに分かれます。

169,400円〜365,750円が3件(HV218が2件、HVA211が1件)、980,000円〜1,380,000円が6件です。

高いほうの6件のうち4件(HP2・HN211・HN217・HVB215)は、整備状況の欄が「整備済み」でした。

中央値と同じ990,000円の1件はHC380で、説明文に「汎用コンバイン」「大豆仕様」とあります。

稲用の自脱型を探している方は、この1件を除いた8件(中央値1,039,890円)で見てください。

3条刈りは17万〜145万円(10件)

中央値は551,870円です。

50万円未満が3件、50万円〜100万円未満が5件、100万円〜200万円未満が2件でした。

最高の1,450,000円はHVA316で、整備状況の欄が「整備済み」でした。

同じHVA316でも、整備状況が空欄の掲載は555,940円です。

型式が同じでも、掲載ごとに値段は大きく違います。

4条刈りは44万〜480万円(9件)

中央値は1,719,300円です。

100万円未満が3件、100万円〜200万円未満が3件、200万円以上が3件でした。

安いほうからHVG428が2件(439,780円・858,000円)、HFCが3件(967,780円〜2,839,100円)、HFG447が2件(1,719,300円・1,880,000円)、HFRが2件(2,337,500円・4,800,000円)と並びます。

最高の4,800,000円はHFR442で、使用時間は78時間でした。

4条の9件のなかで、使用時間がいちばん短い掲載です。

5条以上は2件で198万円と1,380万円

5条刈りのHFG561が1,980,000円(499時間)、6条刈りのHJ6130が13,800,000円(267時間)です。

2件しかないので、中央値は出しません。

新品の公式価格と並べると

井関農機の新商品発表に載っている希望小売価格(消費税込)から、条数ごとに抜き出します。

どれも発表時の価格で、いまの価格は販売店で確かめてください。

条数型式希望小売価格(消費税込)発売時期
2条FK2142,684,000〜3,080,000円2026年1月
2条FK217・FK220・FK2233,597,000〜4,851,000円2026年1月
3条FK320・FK3234,422,000〜5,346,000円2026年1月
4条HFR4042・HFR40507,260,000円・7,590,000円2024年3月
6・7条HJ6135・HJ713523,419,000〜26,070,000円2026年12月

新品の2条は2,684,000円からです。

2条の中古9件は、すべて1,380,000円以下の掲載でした。

型式も仕様も年数も違うので、差額をそのまま「得」とは読めません。

型式の記号で見る価格帯

型式の先頭の英字でまとめました。

掲載に出てきた記号だけを載せます。

記号件数掲載価格(税込)中央値条数の内訳
HFG5件967,780〜1,980,000円1,719,300円3条2件・4条2件・5条1件
HVG5件412,000〜858,000円547,800円3条3件・4条2件
HVA4件204,820〜1,450,000円551,870円2条1件・3条3件
HFC3件967,780〜2,839,100円1,430,000円4条3件
HFR2件2,337,500円・4,800,000円—4条2件
HN2件1,200,000円・1,380,000円—2条2件
HV2件169,400円・365,750円—2条2件
HVB2件169,400円・1,380,000円—2条1件・3条1件
HC・HF・HJ・HP・HVF各1件990,000円・438,900円・13,800,000円・980,000円・1,099,780円—HC 2条・HF 3条・HJ 6条・HP 2条・HVF 2条

記号がHVで始まる掲載(HV・HVA・HVB・HVG・HVF)は14件で、169,400円〜1,450,000円、中央値547,800円でした。

HFで始まる掲載(HF・HFG・HFC・HFR)は11件で、438,900円〜4,800,000円、中央値1,719,300円です。

HVで始まる14件のうち12件は2条か3条、HFで始まる11件のうち8件は4条以上です。

記号の違いは、条数の違いと重なっています。

井関公式で確かめられた型式

井関農機の公式サイトには「製造期間・メーカー希望小売価格検索(旧型式)」があります。

型式を入れると、発売当時のメーカー小売希望価格(税別)と、販売開始年・販売終了年が出ます。

30件のうち28件(22型式)が、この検索の元データにありました。

照らし合わせたのは型式の先頭の英字と数字で、末尾の「G」や「-ZKWC」などの記号は公式の表にありません。

条数は中古の掲載に書いてあったものです。

型式掲載の条数販売開始年〜終了年発売当時の価格(税別)中古の掲載(税込)
HV2182条1997年〜2003年2,539,000〜3,680,000円169,400円・365,750円
HP22条2000年〜2006年1,298,000〜1,336,000円980,000円
HVA2112条2003年〜2006年1,468,000〜1,788,000円204,820円
HVB2152条2006年〜2009年2,022,000〜2,642,000円1,380,000円
HC3802条2008年〜2012年5,750,000〜7,450,000円990,000円
HVF2202条2009年〜2018年3,020,000〜3,455,000円1,099,780円
HN2112条2013年〜2018年1,480,000〜1,704,000円1,200,000円
HN2172条2013年〜2018年2,203,000〜2,690,000円1,380,000円
HF3283条1996年〜2001年4,550,000〜6,515,000円438,900円
HVG3203条2003年〜2009年2,686,000〜3,601,000円412,000円
HVG3233条2003年〜2009年3,017,000〜3,976,000円547,800円・615,780円
HVA3163条2003年〜2007年2,290,000〜2,845,000円555,940円・1,450,000円
HVA3143条2005年〜2007年2,030,000〜2,510,000円547,800円
HFG3283条2007年〜2011年4,152,000〜4,372,000円1,229,800円
HFG3353条2007年〜2016年4,798,000〜5,708,000円967,780円
HVB3193条2007年〜2019年2,547,000〜3,221,000円169,400円
HVG4284条2006年〜2010年3,970,000〜4,178,000円439,780円・858,000円
HFG4474条2008年〜2015年5,330,000〜7,640,000円1,719,300円・1,880,000円
HFC4334条2010年〜2016年4,420,000〜4,930,000円967,780円・1,430,000円
HFR4504条2015年〜2020年6,200,000〜8,310,000円2,337,500円
HFC4354条2016年〜2018年5,120,000〜5,690,000円2,839,100円
HFG5615条2008年〜2014年7,440,000〜9,120,000円1,980,000円

28件の販売終了年は2001年〜2020年で、22件は2016年以前でした。

公式の検索には、過去に発売した全ての製品を載せているわけではないこと、発売当時の参考情報であることが書かれています。

残る2件は、旧型式の検索にありませんでした。

  • HFR442(4条・4,800,000円):製品ページに「フロンティアファイターHFR339,442」として載っていて、HFR442は4条・42.1PSです。発売時期と価格は公式では確かめられませんでした
  • HJ6130(6条・13,800,000円):製品ページに「Japan HJ6130,7130」として載っていて、HJ6130は6条・130PSです。直進アシスト仕様のHJ6130-Zは、2022年12月発売予定・19,562,400〜20,379,700円(消費税込)と発表されています。中古の掲載がこの仕様かどうかは、掲載からは分かりませんでした

使用時間と価格

使用時間(アワーメーター)の欄に記載があったのは、30件のうち22件です。

78〜1,142時間で、中央値は434時間でした。

空欄の8件のうち4件は、説明文に使用時間が書かれていました。

集計には欄の数字だけを使っています。

使用時間件数掲載価格(税込)中央値
300時間未満6件412,000〜13,800,000円997,890円
300〜600時間未満11件169,400〜2,839,100円967,780円
600〜1,000時間未満4件967,780〜2,337,500円1,329,900円
1,000時間以上1件990,000円—

全体では、600〜1,000時間未満の帯の中央値がいちばん高くなりました。

同じ条数の中で比べると、こうなります。

使用時間3条の中央値4条の中央値
300時間未満547,800円(3件)4,800,000円(1件)
300〜600時間未満438,900円(3件)1,719,300円(5件)
600〜1,000時間未満967,780円・1,229,800円(2件)1,430,000円・2,337,500円(2件)

3条も4条も、時間が短いほど高い、という並びにはなりませんでした。

3条で600時間以上の2件はどちらもHFGで、600時間未満の6件にHFGはありません。

型式の違いが混ざっていて件数も少ないので、このデータから使用時間と値段の関係は言い切れません。

整備状況の欄は22件が空欄で、「整備済み」が5件、「未整備 動作確認済」が2件、「未整備」が1件でした。

「整備済み」の5件は980,000円〜1,450,000円です。

題や説明文に「ジャンク」「部品取り」と書かれた掲載はありませんでした。

クボタ・ヤンマーの中古と並べると

同じサイト・同じ数え方で、クボタとヤンマーも数えています。

同じ条数どうしで、件数と中央値を並べます。クボタだけ取得日が1日早いです(クボタは2026年10月11日、ヤンマーとイセキは10月12日)。

条数クボタ(10月11日)ヤンマー(10月12日)イセキ(10月12日)
2条刈り22件・1,040,000円12件・409,450円9件・990,000円
3条刈り21件・1,329,900円6件・311,190円10件・551,870円
4条刈り18件・2,819,950円2件(1,499,300円・2,680,000円)9件・1,719,300円
全体69件・1,430,000円25件・438,900円30件・985,000円

クボタとヤンマーの数字は、当ブログで数えた結果です。

載っている型式も使用時間も台数も違うので、この表は「この2日間に、このサイトに出ていた掲載の並び」として見てください。

メーカーの優劣を示す表ではありません。

それぞれの型式別の価格帯は、クボタのコンバイン中古相場とヤンマーのコンバイン中古相場にまとめています。

買う前に確かめること

井関農機が中古と部品について書いていること

井関農機の「よくあるご質問」には、中古と部品について次のことが書かれています。

  1. 中古の機械を購入したい、比較検討したいとき。近くのヰセキ製品取扱店か、ヰセキ製品を取り扱うJAに問い合わせる
  2. 補修用部品の供給年限。日本農業機械工業会が機種別にガイドラインを設けていて、コンバインは製造打ち切り後9年
  3. 年限を過ぎたら全ての部品がなくなる、という意味ではない。年限内でも、特殊な部品は納期の相談になることがある

上の表のとおり、数えた28件のうち22件は販売終了年が2016年以前です。

販売終了年と製造打ち切りの年が同じとは限りません。

古い型式を買うときは、部品がまだ出るかを先に販売店に聞いてください。

農林水産省の留意事項

農林水産省の「個別農業機械別留意事項」は、コンバインなど穀物用収穫機の中古についてこう書いています。

  • 安全装備の状態と、取扱説明書の有無を確認する
  • 適切な整備を行っているものを購入するか、適切な整備を行う
  • 中古農業機械査定士など、第三者の評価を参考にする
  • 引き渡しのときに、機械の操作と安全装置の説明を受ける

農研機構は、自脱型コンバインの安全装備として、手こぎ作業時の緊急停止装置、カッタの防護、カッタ自動停止装置、オーガ排出口の防護を紹介しています。

現物を見るときは、この4つが付いているか、動くかを確かめてください。

今のコンバインを手放すなら

代理店の営業で農家を回っていたころ、「この機械、金になるかね」と聞かれることがありました。

機械の金額は、型式と状態を見た業者にしか出せません。

今回数えたのは「売りに出ている価格」です。

買取の金額はこれとは別で、掲載価格から逆算はできません。

下取り・買取業者・処分の違いと、手放したあとの廃車申告はコンバインの買取と処分にまとめました。

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よくある質問

Q. イセキのコンバインの中古相場はいくらですか?

A. 2026年10月12日にUMMで数えた30件は169,400円〜13,800,000円、中央値は985,000円でした。

中央値は2条が990,000円、3条が551,870円、4条が1,719,300円です。

掲載価格であり、成約した価格ではありません。

Q. イセキの中古コンバインの年式はどう調べればいいですか?

A. UMMの掲載には年式の欄がありませんでした。

井関農機の「製造期間・メーカー希望小売価格検索(旧型式)」に型式を入れると、販売開始年と販売終了年が出ます。

その機械が作られた年は、出品者かヰセキの販売店に聞いてください。

Q. コンバインの耐用年数は何年ですか?

A. 国税庁の耐用年数の表では、農業用設備は7年です。

これは減価償却に使う年数で、機械が使える年数を示すものではありません。

まとめ

  • イセキのコンバインの中古は、UMMの掲載30件で169,400円〜13,800,000円、中央値985,000円
  • 中央値は2条990,000円・3条551,870円・4条1,719,300円。5条以上は2件(198万円と1,380万円)
  • HVで始まる型式の14件は145万円以下、HFで始まる型式の11件は中央値1,719,300円だった
  • 30件のうち28件は、井関農機の公式の検索で販売開始年・終了年と発売当時の価格が分かった
  • 買う前に、整備の状況・安全装備・部品がまだ出るかを確かめる

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参考文献・出典

下記のページを2026年10月12日に開いて確認しました。

価格と掲載内容は変わります。

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この記事は、農業と畜産を営む家で育った経験と、飼料営業として担当エリアの現場で見聞きしたことに基づいています。 個別の経営判断は、必ず担当の税理士・士業・JA・農業委員会等にご相談ください。

この記事を書いた人

さんぼう君

実家は農業と畜産。その実家の「売り先が限られている/やり方次第でもっと稼げるはず」 という課題を追ううちに、畜産・農業経営の知識を深く積み上げてきました。 現場で学んだ「リアルな農業経営」を、業界外の人にもわかる言葉でお伝えしています。

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