第一章 経営の兵法
飼料要求率(FCR)の正しい測り方と改善策。数字を持たない農家が損し続ける理由
飼料要求率(FCR)は畜産経営の効率を測る最重要指標。正しい測り方・目標値・改善策を飼料営業出身者が現場目線で解説する。
─ 畜産武鑑 ─
畜産という戦に勝つための、現場の兵法。
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畜産は戦である。
飼料の高騰、相続の難所、新規参入者の挫折、後継者不在による改易(廃業)──。
現場では、毎日のように小さな合戦が繰り広げられている。
わたくし「農場の参謀」は、長らく飼料営業として、 全国の和牛繁殖・肥育農家を巡ってきた者である。 武将である農場の主(あるじ)たちと膝を突き合わせ、勝ち戦・負け戦の両方を見届けてきた。
本書『農場参謀録』は、その現場で得た一次情報のみで編まれた畜産経営の兵法書である。 助成金、相続、組合、販路、和牛の番付に至るまで──。 一次産業で天下を取らんとする御仁の、知略の一冊となれば幸いである。
第一章 ─ 経営の兵法 ─
配合飼料価格安定基金とは何か。飼料代のコスト構造と価格動向を、現場目線でわかりやすく解説します。
▸ 記事 11 件
第二章 ─ 軍資金の調達 ─
畜産クラスター補助、経営継承事業、新規就農支援など、農家が使える公的資金を網羅して説明します。
▸ 記事 3 件
第三章 ─ 城普請と武具 ─
牛舎建築費の相場、農地の価格、トラクターの賢い買い方。設備投資に関するお金の話をまとめます。
▸ 記事 3 件
第四章 ─ 育成の極意 ─
牛の育成方法、繁殖管理、牧草の種類と栽培。現場で身につけた牛の育て方の知識をまとめます。
▸ 記事 5 件
第五章 ─ 家督相続の章 ─
農地の相続税評価、納税猶予制度、家畜の財産評価。農場を次の世代に引き継ぐための手続きと知識。
▸ 記事 2 件
第六章 ─ 蓄財の術 ─
余剰資金の運用、NISA活用、法人化による節税。農家オーナーが知っておくべきお金の増やし方。
▸ 記事 4 件
第七章 ─ 新参就農と国盗り ─
畜産で独立を目指す方へ。新規就農の手順、組合の活用法、販路の作り方を現場の経験から説明します。
▸ 記事 6 件
第八章 ─ 諸国奉行所の歩き方 ─
農業会議、農業委員会、JA、家畜保健衛生所など、窓口の役割と上手な使い方を解説します。
▸ 記事 1 件
第九章 ─ 和牛番付 ─
松阪・神戸・米沢などのブランド和牛の特徴、A5ランクの意味、部位ごとの楽しみ方を業界人目線で解説。
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第十章 ─ 諸国名物献上録 ─
日本各地の和牛ふるさと納税返礼品を、現役畜産業界人の視点で選んだおすすめリスト。
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第一章 経営の兵法
繁殖雌牛の売却タイミングは経営を左右する。産歴ごとの廃用価格・累積収支を徹底シミュレーション。飼料営業出身者が現場で見てきた「稼げる農家の売り方」を解説する。
第一章 経営の兵法
高額な種付けに血道を上げる前に、足元を見直せ。飼料営業として全国の繁殖農家を見てきた立場から、金をかけるべき優先順位を正直に語る。
第一章 経営の兵法
配合飼料のコストは「購入価格」だけで判断してはいけない。消化率・吸収速度・加工技術の違いが飼料効率を大きく左右する。飼料営業出身者が現場目線で解説する。
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農水省統計では令和4年の肉用種子牛1頭あたり全算入生産費は81万2,545円。しかし現場農家の多くは「そんなにかかった感覚がない」と言う。その乖離の正体と、原価を経営に活かす方法を飼料営業出身者が解剖する。
第一章 経営の兵法
ルーメンアシドーシスは採食量低下・蹄葉炎・肝膿瘍を引き起こし、肥育成績を直撃する。発症メカニズムと予防のための給与設計を飼料営業出身者が解説する。